夏を思い出させる強い日差し。
頬を濡らす雨。
川の上を駆け抜ける風。
鳥達が一年で一番、鳴く季節。
新緑が山々を彩り、活気を感じさせてくれます。
鹿も人里近くまでおりて来て朝方まで、高い鳴き声を響かせます。

全国から集まったみんなと5日間の川旅生活。
初めてカヌーに乗る方、初めてテント泊をされる方、久しぶりに四万十川を訪れた方、様々です。
たくさん想像を膨らませて持ってきた荷物は、旅を十分に楽しくしてくれますね。

まずは、陸の上でレクチャーをした後にいざ、水の上へ。
始めは思ったように動かないカヌーも、次第に自分の体の一部になり、自分は自然の一部になっていきます。

余裕の無かったパドリングも、回りの景色を楽しみ、感じ、満喫できるようになりました。
水の上で、行きたいところに行く！というのは人間の根源にある欲求かもしれませんね。

2泊目、3泊目と生活していると、昔からずっとこうやって生活していたかのような錯覚を覚えます。
これからもずーっとこうやって鳥の声に起こされて。コーヒーの味で目が覚める・・・。

やっと、生活に慣れてきた頃にゴールしてしまいました。
あっという間の5日間。

また、四万十川で！
また、カヌーの上での再会を約束して。。。
水の上で。