総勢20人を超える大家族になった四万十塾のタープの下はいつもより賑やかです。
午前中に集合して皆んながテントを張り終えた頃には、お昼ごはんの時間です。

まずは腹ごなしをしてから、カヌーのレクチャー。
陸上でパドリングを練習した後は、水の上に浮かびます。
まずは初めて水に触れるカヌーの進水式を行いました。
ここから、このカヌーの川旅の歴史が始まります。

静水でパドリングの練習をした後は、すこしだけダウンリバー。
水の流れに乗って、のんびり下ります。

今度は流れのあるところでの練習。
水の力を借りてカヌーを動かします。とても気持ちの良い瞬間です。

ベースキャンプに戻ったら、皆んなで夕食作り。
今回は、大家族の為、焚き火は2箇所。タープの下はとても暖かいです。
ハロウィンを楽しむ焚き火料理が並ぶとあとは、火の周りでのんびりタイム。
夜は涼しいですが、皆んなの熱気でワイワイと。静かに更けていきます。

翌日は、川霧深い朝からはじまりました。
朝もゆっくりになり、なかなか鳥達も起きてきません。
小雨が降るように川霧が顔に当たり、目を覚まさせてくれます。

モーニング・コーヒーを楽しんだら、お腹一杯の朝御飯。
今日は、上流からベースキャンプ地まで下ります。
山々を抜け、たくさんの、川を駆け上がり産卵に命をかけて弱っていく鮭を眺めながめます。

命の連鎖に感慨深くなり、影っていく太陽を少しだけ疎ましく思いながら、、、。

旅は、あっという間に終わってしまいます。
また、水の上での再会を約束して。